子どもたちが公園で外遊びをするとき、少しだけ気をつけておきたい虫がいます。怖がる必要はありませんが、知識を持っておくだけで対応が大きく変わります。今回は特に注意しておきたい3種をご紹介します。
言わずと知れた最強の危険生物 スズメバチ
強い毒と攻撃性を持つスズメバチ。巣に近づかないことが最大の予防
日本の危険生物の中でも特に注意が必要な存在です。強い毒と高い攻撃性を持ち、巣に近づいたり、急な動きをしたりすると刺されることがあります。
1日に1〜8kmも飛ぶことができるため、雑木林がない地域でも公園で遭遇することがあります。特に夏〜秋(7〜11月ごろ)は活動が活発になります。もし刺されたら、毒をしぼり出して流水でよく洗浄し、安静にしてください。アナフィラキシーショックなど重篤な症状(息苦しさ・全身のかゆみ・意識の低下など)が出たら、すぐに救急車を呼んでください。
注意:スズメバチに刺されたことがある方は、2回目以降にアナフィラキシーが起きやすくなります。エピペン(アドレナリン自己注射器)を持っている方はすぐに使用し、救急搬送を。
知らぬうちに病気を運ぶ 蚊
刺されたときの痒みだけでなく、感染症のリスクもある蚊
日本では海外ほどの感染症リスクは低いですが、デング熱やウエストナイル熱などの感染リスクがゼロというわけではありません。特に近年は気温上昇により、ヒトスジシマカ(ヤブ蚊)の活動期間が長くなっています。
刺されたら患部を流水で洗浄し、冷却してかゆみ止めを塗ります。虫よけスプレーを使う、長袖・長ズボンで肌の露出を減らすといった予防も有効です。
別名:電気虫 痺れるような痛みの毛虫
椿やサザンカの葉の裏に潜むイラガ類の毛虫。触れると電気が走るような痛みがある
春〜初夏にかけて注意が必要な毛虫として「イラガ類」があります。椿・サザンカ・カキ・サクラなどの葉の裏に生息し、触れると電気が走るような鋭い痛みが走ります。「電気虫」とも呼ばれるゆえんです。
刺されたら絶対に触らず、セロハンテープやガムテープでトゲをそっと取り除き、冷却してかゆみ止めを塗ります。症状が強い場合や広範囲に広がった場合は皮膚科を受診してください。
🌿 まとめ
知識があるだけで、虫との向き合い方は大きく変わります。怖がりすぎず、でも正しい情報を持っておくことで、外遊びをもっと楽しく、安全に楽しめます。自然は怖いものではなく、知れば知るほど面白いものです。