春の公園で見つけたい生き物10選|子どもと一緒に探してみよう

春の公園の自然

桜が散り、草木がぐっと緑になってくるこの季節。公園は、じつは一年でいちばん生き物が活発になる時期です。「虫は苦手だけど、子どもと一緒に何か見つけてみたい」という方にも楽しんでいただけるよう、見つけやすくて話のネタになる生き物を10種ご紹介します。

ダンゴムシ
オカダンゴムシ|一年中
丸まったダンゴムシ 歩くダンゴムシ

石や落ち葉の下に必ずいると言っていいくらい、公園の定番。触るとまるまるのが愛らしい。じつは昆虫ではなく、エビやカニの仲間(甲殻類)です。

👀 観察ポイント:裏返してみると足が14本!足の数を数えてみよう。
アリ
クロオオアリなど|春〜秋
クロオオアリ

地面に目を向けると必ず行列している。えさを運ぶ姿、巣穴の周り、よく見るととても忙しそう。女王アリを中心に高度な社会を形成しています。

👀 観察ポイント:どこからどこへ運んでいるか、行列の行き先を追ってみよう。
ナナホシテントウ
春〜秋
ナナホシテントウ 正面 ナナホシテントウ 葉の上

赤い丸い体に7つの黒い点。アブラムシを食べてくれる「益虫」の代表格。葉の裏でじっとしていることも多い。あの派手な色は「食べたらまずいよ」という警告色です。

👀 観察ポイント:点の数は本当に7つ?じっくり数えてみよう。
モンシロチョウ
春〜秋(春が最多)
モンシロチョウ

菜の花やハナダイコンの周りをひらひら。春から秋まで見られるけれど、春がいちばん数が多い。白く見えるが、翅にはちゃんと模様があります。

👀 観察ポイント:翅の裏側は薄いクリーム色。止まったときにそっと見てみよう。
ミミズ
フトミミズなど|春・雨上がり
ミミズ

雨上がりの翌朝、地面に出てきているのをよく見かける。土を耕して豊かにしてくれる、縁の下の力持ち。ミミズのいる土は栄養豊かな証拠。

👀 観察ポイント:どちらが頭でどちらがしっぽ?答えは「太い方が頭」。
タンポポ
セイヨウタンポポ・カントウタンポポ|春〜秋
タンポポの花 タンポポの綿毛

よく似た2種類が混在しているとても面白い植物。花→綿毛→種のサイクルが一目でわかる。綿毛はパラシュートのような構造で風に乗って飛びます。

👀 観察ポイント:花の下の「がく」が反り返っていたらセイヨウ、まっすぐならカントウ。
ハルジオン
春〜初夏(4〜6月ごろ)
春の白い野草の花

春の公園でよく見かける白やうすピンクの花。茎をちぎると中が空洞になっている。よく似たヒメジョオンとともに、春の草地を代表する花のひとつです。

👀 観察ポイント:花のまわりに虫が来ていないか、そっと観察してみよう。
ツバメ
夏鳥|4〜9月ごろ
ツバメ

4〜5月ごろ、南の国から渡ってくる夏鳥。低空でさっと飛ぶ姿が春の訪れを知らせてくれる。飛びながら虫を食べる名人で、一日に数百匹の虫を捕まえます。

👀 観察ポイント:軒下の巣を探してみよう。駅や商業施設にも意外とある。
カナヘビ
ニホンカナヘビ|春〜秋
ニホンカナヘビ

草むらの端や石の上で日光浴をしているトカゲのなかま。細長い体とながーいしっぽが特徴。天敵に捕まるとしっぽを切って逃げる(自切)ことができます。

👀 観察ポイント:近づきすぎると逃げるので、少し離れてそっと観察しよう。
ミツバチ・マルハナバチ
春〜秋
セイヨウミツバチ マルハナバチ

花の蜜を集めに忙しく飛び回る。丸くてモフモフのマルハナバチは特に愛らしい。植物の受粉を助ける大切な存在で、自ら刺激しなければ刺しません。

👀 観察ポイント:足に花粉の塊をつけていることがある。「花粉団子」と呼ばれる。

見つけるコツは「ゆっくり歩くこと」

公園を走り回っていると、生き物はみんな逃げてしまいます。ゆっくり歩いて、足元・石の裏・葉の裏に目を向けてみてください。

「何かいるかな?」と探す目で歩くだけで、いつもの公園がまったく違う場所に見えてきます。図鑑より先に、まずは「なんだろう?」という気持ちで向き合うのが大事です。

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